分析・検証の計算ツール

LOD・LOQ計算

応答の標準偏差 σ と検量線の傾き S から、検出限界(LOD)と定量限界(LOQ)を見積もります。

計算

入力値を設定

応答と検量線

応答のばらつきです。0より大きい値を入力します。

有限で、0ではない値を入力します。負の傾きも使えます。

係数

既定値は3.3です。方法に合わせて変更できます。

既定値は10です。方法に合わせて変更できます。

単位ラベル(任意)

kσの表示に使います。空欄でも計算できます。

LODとLOQの表示に使います。空欄でも計算できます。

LODとLOQの係数は方法依存です。見積値は実験的に検証してください。

計算結果

入力値を確認して「計算する」を押してください。

結果を確認

検出限界と定量限界

計算待ち

LOD

検出の目安となる濃度・量

LOQ

定量の目安となる濃度・量

標準偏差 σ
傾き S
LOD応答差分 kLODσ
LOQ応答差分 kLOQσ

kσは基準応答からの応答差分です。絶対応答値や基準応答 y0 は扱いません。

計算すると、LOD、LOQ、応答側閾値を表示します。

これは推定値です。係数、測定条件、マトリックスなどを含めた妥当性を別途確認してください。

使い方

3つの手順

  1. σ、S、係数を入力する
  2. 必要なら単位ラベルを入力する
  3. 計算してLOD、LOQと式を確認する

計算方法

標準偏差と傾きによる推定

LOD = kLOD × σ / |S|検出限界を濃度・量の単位で求めます。
LOQ = kLOQ × σ / |S|定量限界を濃度・量の単位で求めます。
kσ = k × σ基準応答からの応答差分を表示します。
LOQ / LOD = kLOQ / kLOD同じ入力では係数の比になります。

固定例

σ = 0.10、S = 2.0、kLOD = 3.3、kLOQ = 10 のとき、LOD = 0.165、LOQ = 0.500です。

出典

式と係数の参考資料

ICH Q2(R2) 3.2.3.3は、DL = 3.3σ/S、QL = 10σ/Sを示します。このツールは濃度・量の限界を正で表示するため |S| を使います。係数は方法に依存し、見積値は適切な試料で実験的に検証してください。

ICH Q2(R2) Guideline(公式PDF)

前提と範囲

この計算の範囲

  • σは0より大きい、有限の応答標準偏差を入力します。
  • Sは有限で0ではない傾きです。負の傾きは絶対値で計算します。
  • kLODとkLOQは正の方法依存係数です。既定値は3.3と10です。
  • LODとLOQは推定値です。係数や測定条件を含め、実験的な検証が必要です。
  • kσは基準応答からの応答差分で、絶対応答値ではありません。基準応答 y0 は入力しません。
  • 検量線回帰、生データからのσ推定、医療診断の判定は扱いません。