物理の計算ツール

電磁誘導・ファラデーの法則計算

コイルを通る磁束の変化から、誘導起電力、回路電流、電流の向きを求めます。

角度 θ は磁場とコイルの + 面法線の間で測ります。+ 面法線は観測者へ向くものとします。

計算

8つの値を入力

1以上の整数。

0より大きい値。

T

0以上の磁場の大きさ。

°

+ 面法線から測った0°〜180°。

T

0以上の磁場の大きさ。

°

+ 面法線から測った0°〜180°。

s

0より大きい値。

Ω

0より大きい値。

計算結果

値を確認して「計算する」を押してください。

図でたしかめる

コイル、面法線、磁力線、電流方向

計算待ち
Φ₁
Φ₂
ΔΦ
コイル、面法線、磁力線、電流方向 電磁誘導の模式図。計算待ちです。 計算後に模式図を表示します

計算すると、初期と最終の磁場、磁束変化、誘導磁場、電流方向を表示します。

図は向きと関係を示す模式図です。磁力線の本数、コイルの寸法、変化時間を実寸では示しません。

使い方

4つの手順

  1. 巻数、1巻きの面積、初期と最終の磁束密度を入力します。
  2. + 面法線から測った初期角と最終角を入力します。
  3. 変化時間と回路抵抗を入力して計算します。
  4. 磁束の符号、起電力、電流、レンツの法則による向きを図と一緒に確認します。

計算方法

磁束とファラデーの法則

Φ = B A cos θ1巻きに通る符号付き磁束
ΔΦ = Φ₂ − Φ₁最終値から初期値を引く
ε = −N ΔΦ ÷ Δt磁束変化を打ち消す符号
I = ε ÷ R抵抗が一定の回路電流

符号規約と前提

  • + 面法線は観測者へ向きます。磁場が +n 向きなら θ = 0°、−n 向きなら θ = 180°です。
  • + の電流は +n 側の観測者から見て反時計回りです。時計回りは − です。
  • ΔΦ > 0 なら誘導磁場は −n、ΔΦ < 0 なら +n を向き、磁束変化を妨げます。
  • 一様な磁場、平面コイル、一定の面積・抵抗を仮定します。自己インダクタンス、交流インピーダンス、過渡応答は扱いません。
  • SI単位を使います。A は m²、B は T、Δt は s、R は Ω、Φ は Wb です。
  • ΔΦ = 0 のとき、誘導起電力と電流は0で、時計回り・反時計回りの向きはありません。